無料セミナーから、1回10万円程度のコンサルティングへ繋げるには? 実際にそういうセミナーに参加・体験してきたので、一般化してまとめました。
今回は「3 知らないと損をすると伝える」です。このセクションがないと、成約率が大きく低下すると思います。セミナーの本題よりも大切かも知れません。
前回(第2回)はこちら»【連載】成果の上がる無料セミナーはこうやってる。集客からCVまで【第2回】
目次
全体像
- 見込み客を集客する
- セミナーの内容が貴重なものであると伝える(今日はここ)
- 知らないと損をすると伝える
- 知ると幸せになると伝える
- セミナー主催者の活動内容を説明する(大義名分)
- セミナーの本題(前半)
- 休憩タイム
- セミナーの本題(後半)
- 質問タイム
- まとめ(2と3と4を繰り返し)
- 「興味のある方へ、もっと深く知りたい方は…コンサルティングへ」
- 今日から●日までなら申し込むと安いよ!
- フォローメール(セミナーの動画を期間限定で配信)
- フォローメール(コンサルティングの割引は今日まで!)
3 知らないと損をすると伝える
前回の「2 セミナーの内容が貴重なものであると伝える」で、自己紹介を通じて、話にしっかり興味を持ってもらうように進めました。
そこから、さらにダメ押しをしていきます。わずかな興味から、さらに強い関心へと押上げます。
無料セミナーでなくても、多くの講師がこのセクションを取り入れていますね。そうでもしないと、参加者は話を聞いてくれません…
参加者は「申込みした瞬間は」セミナーに興味津々。もしこのときに、セミナーをできたら、しっかり興味を持って聞いてくれるのでしょう。
しかし。実際は、申込みから開催まで、ちょっと忘れるくらいの期間があきます。たった数日あいただけでも、ずいぶんと興味は薄れて…
私もそんな経験があります。「あ、忘れてた!今日セミナーか。他にやりたいことがあるけど、せっかくだし受けとくか」なんてイメージです。あるあるだと思います。
そういった、興味を失った参加者には、時間と手間をかけてでも、興味をとりもどしてもらう。そうしないと、本当に売りたいものの成約数に大きく影響します!
だからこそ、ほとんどのセミナーで「知らないと損をすると伝える」のでしょう。
セミナー冒頭はホラーストーリーで
「知ると成功すると伝える」ではなく、「知らないと損をすると伝える」主催者が圧倒的に多いです。嫌なことを引き合いに出す、ホラーストーリーですね。
「このノウハウを知ると100万円稼げます。ぜひ聞いてください。」よりも
「このノウハウを知ると知らないとでは、5年後に、収益に100万円分の差が出ます。ぜひ聞いてください。」
って言われる方が、よっぽど人間は行動しちゃうのです。得よりも、損に注目する人間の法則ですね。プロスペクト理論とも。
続きは次回【無料セミナーのやり方】
第3回も読んでいただき、ありがとうございました。
無料セミナーは導入のボリュームが多いですね。無料なので本題が少ないのは当然。ですが、こうやってまとめてみると、参加したくなくなってしまいます💃
でもでも、面白いこともありまして! 無料セミナーは、「タダで、主催者の客になれる」利点もあります。
著名な方、有名な方の話を聞くには、その人のお客になるのが一番です。無料セミナーならそれができます。
「この著名人は、お客相手にどんな言葉を選ぶんだろう?」なんてことを知れたりもします。そう思うと、無料セミナーもワクワクしてきますね!
続きはこちら▶(Coming soon)