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【読書メモ】人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

実力社会とは、嘘だ。顔、声、トークセンス、本当かも分からない実績。忌々しいが、これらを活用している人たちの方が、成功してゆく。実力だけで判断されている人なんて、この世にはいない。

わたしたちは、実力とは何ら関係のない「勘違い」を含めて評価されている。現代は、運と実力だけでは損をする。「勘違い」をうまく活用してこそ、人生をより豊かに過ごしていける。

「資格」はその一例かもしれない。ファイナンシャルプランナーは誰でも名乗れるが、資格があった方が信頼感がある。無資格の人の方が、実は優秀かもしれないのに。

面白い一例がある。2001年9月11日。アメリカ同時多発テロ事件が発生した。これを対応したのはブッシュ元大統領だ。テロが発生すると、ブッシュ元大統領が行ったテロ対策への支持率が急増した。それに伴い、なんと経済対策への支持率も急増したのだ。1つの政策がうまくいっていることにより、「全体的に優れている」と印象づけた一例だ。わたしたちは、実力だけで人を判断していない。

本書は、錯覚資産の有用性をまとめた1冊だ。ライトに、飛ばし読みで十分理解できる。以下に、自分にとってのポイントをまとめた。駄文悪文も承知の上の、個人的な読書メモだが、誰かの参考になれば幸いだ。

実力を伴わない錯覚資産に意味はあるか?

意味はある。錯覚資産は、チャンスを生み出す。新しい仕事、人脈を手に入れる機会を創造する。今はまだ出来ない、難しい仕事が回ってくる。これに死にものぐるいでチャレンジし、小さい失敗を積み重ねながら、人間は成長していく。錯覚資産を活用することで、成長の機会が増えるのだ。

成長の機会が多いぶん、1年後にはずいぶんと見違えてスキルアップしている。それは結果として、社会に大きく貢献することになる。かの有名な、リクルートも、社訓(旧)に「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」と示している。仕事もらう時点で中身が伴っていなくても、なんら問題はないのだ。

むしろ、仕事をもらう時点で、中身が伴うことはあまりない。思い出して欲しい。学校の小テスト、高校受験、会社のプレゼン。何事にも、準備が万全で挑めることはない。準備万端を待っていては、いつまでたっても先に進まない。

わたしが錯覚資産を使ってこなかった、1番の理由がこれだ。実力がないのに仕事を受けて、顧客満足度が低かったらどうしよう、とビクついていたわけである。本当に顧客満足を追い求めるのであれば、助けたい人のために、体当たりでチャレンジするべきなのだ。

錯覚資産を含めた、成功のループを維持する

成功し、環境を変え、実力をつけ、さらなる成功へ。これは実力主義の成功のモデルであるが、現実的ではない。現実的に成功したいなら、もう1つステップを噛む。

成功し、その実績を錯覚資産とし、錯覚資産を武器として環境を変え、実力をつけ、更なる成功へ。これが現実的な成功のループである。実績を錯覚資産としてまとめるフェーズが必要だ。自分が何をしてきたか、常日頃まとめておくことが重要である。

これはmoto氏の書籍でも紹介されていた。moto氏は、定期的に自分の職務経歴書を更新するようにしているそうだ。錯覚資産の整理ともいえよう。参考文献:moto (戸塚 俊介) (2019). 転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方 扶桑社

整理した錯覚資産をもとに、環境を変えていく。良い会社へ。良い人脈へ。成功のループには錯覚資産が欠かせない。

錯覚資産は、コツコツ整理すべし

錯覚資産を定期的に整理すると、どんどん積み上がっていく。塵も積もれば山となり、数年後には大きな資産となっている。錯覚資産が増えるほど、福利のように権威性もついていく。コツコツをまとめていくことが肝要だ。

しかし、錯覚資産をまとめている人は少ない。だから大きな差がつく。だから効果があり、日記のように振り返る地味な作業にこそ、真似されにくい利点がある。

この本を読んだ後だ。大切なのは、次の1手。手を動かせるか、どうか。

編集後記:人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

中弛みした一冊であったが、本質は良い本だ。1つの主題だけで、ここまで膨らませるのは、それはそれで、なかなかできることではない。

錯覚資産をまとめるのに、テクニックは多くない。終始が、日々の記録だろう。その記録の中から、バイアスがかかる錯覚資産をピックアップしていく。

留意したいことがある。錯覚資産によってハードルを上げ過ぎれば、あまりにも不相応な仕事が回ってくる。錯覚資産であがるハードルを、現実の自分が越えられるかどうか。その塩梅を調節していくのが、難しいのかもしれない。

わたしは今27歳。まだ人生は長い。寿命ももっと伸びる。きっと、80歳くらいまで、働くことになるのだろう。ざっと50年以上だ。この50年のうちに、積み上がる実績を記録することは、間違いなく大きな資産になる。習慣化したい。

錯覚資産の整理は、各人、それぞれでしか出来ない仕事だ。そしてリターンが大きい。こういった仕事には、積極的にリソースを割り振っていきたい。ひとまず、notionで職務経歴書チックなテンプレートが見つかったので、それで整理していくことにした。

余談であるが、本書は「DMMブックス初回購入70%OFFセール」で合わせ買いした1冊であった。DMMブックスのUIはなんとかならないものだろうか…。しおりがページ順にならないし、2021年の電子書籍リーダーとしては気が利かない。改めて、kindleが使いやすいと思う今日この頃。そして、飛ばし読みには、紙が一番だとも、痛感するのであった…。

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作家。1994年生まれ。北海道育ち。ライターと、ウェブマーケターの2足のわらじをはいた、おじさんのような顔をした若造。

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